全日本空ANA希望退職募集
冬のボーナス0
給与カット年収3割減
大リストラを決行
全日空の親会社のANAホールディングスの2020年4～6月期連結決算の純損益は新型コロナウイルスの影響を受け利用者が減り1088億円の赤字となりました。これを受けてANAホールディングス傘下の全日本空輸（ANA）が、退職金を割り増す希望退職者の募集や冬のボーナスを支給しないことなどを柱とする、大幅な人件費の削減案を労働組合に提示しました。
冬の一時金ゼロは初めて
給与減額は20年ぶりとなる
一般社員１５０００人が対象
- 冬の証書賞与一時金 0
- 給与3割カット
2020年3月期のデーターによると、ANAホールディングス社員の平均年間給与は736.5万円となっています。仮に年収736.5万円の社員が3割減るとすると515.6万円に減額され220万円あまりの減となります。ANAグループの賞与は例年5ヶ月から6ヶ月分とされていますから概ね平均３５０万前後がゼロになる見込みです。
「仕事なんかなくたって
生きていればなんとかなる」
「仕事なんかなくたって生きていればなんとかなる」というテレビのセリフが今、話題にあがっています。半沢直樹最終回 半沢花の言葉に魂が震えた
しかし実際の問題仕事が無くても生きていけるとお金がなくて生きていけるは別問題のように思えます。ましてある程度お金を必要として暮らしをしていた方には仕事＝お金は切っても切れない関係かとおもいます。
政府は景気悪化から脱した見解
政府が発表した8月の景気動向指数は、景気後退の可能性が高いことを示す「悪化」から「下げ止まり」となり、13カ月ぶりに景気回復に向かったとしましたが、国内消費や設備投資には依然停滞感も強くなっています。
本日の各新聞トップ記事
読売1面「全日空、年収3割削減、労組に提案、冬ボーナスなし」
日経1面で「ANA、希望退職を募集、給与カット、年収3割減」
来年以降の景気回復も不透明
新型ウイルス発生後の日本人のライフスタイルも大きく変化を迎え、価値観も大きく変わってきました。今後コロナウイルスが終息したとしてもすぐに国民が以前の暮らしの戻れるかは疑問が多くあげれています。
ANA社員のアルバイト認める動きに
ANAではいままでも雇用契約を結ばない個人で出来る家庭教師や個人事業主の範囲での兼業を認めていましたが減給にたいして、アルバイトなどの雇用契約などを結ぶ労働も認める方針を固めました。本業では社員の雇用は不可能なほど厳しい状態であることが今回の件でよくわかります
早めの転職、副業、独立が
生き延びる最後の手段です
会社に不満をいっても給料は増えません。一時的な減給やボーナスカットなら一時的に持ちこたえることは可能でも、来年以降のオリンピックや景気の回復までもつかが重要です。筆者もレンタカー回送ドライバーの職業から本業だけでは暮らしていけないことを肌で強く感じています。
地方移住地方企業で300万円の助成金がもらえる
こちらは首相官邸のホームページで掲載されている内容です。地方へ引っ越したり地方で起業をはじめると最大で300万円の補助金はもらえます。300万円あれば地方ならあたらしい賃貸物件に住むこともかのうです。ネットビジネスなどなら資本金もそれほどかかりません。300万円元手なら小さな飲食店を始めることも可能です。
補助金を受ける条件
- 東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県に元々5年以上定住など条件を満たした上での移住が条件（関西・中京地区は含まない）
- 条件不利地域への移住が条件
- 単身の場合は減額される自治体も多い（100万円→60万円など）
- 転入先の市町村に、移住支援金の申請日から５年以上、継続して居住する意思を有していること
条件不利地域とは
「過疎地域自立促進特別措置法」「山村振興法」「離島振興法」「半島振興法」「小笠原諸島振興開発特別措置法」の対象地域を有する市町村
【一都三県の条件不利地域の市町村】
東京都
檜原村、奥多摩町、大島町、利島村、新島村、神津島村、三宅村、御蔵島村、八丈町、青ケ島村、小笠原村
埼玉県
秩父市、飯能市、本庄市、ときがわ町、横瀬町、皆野町、小鹿野町、東秩父村、神川町
千葉県
館山市、勝浦市、鴨川市、富津市、いすみ市、南房総市、東庄町、長南町、大多喜町、御宿町、鋸南町
神奈川県
山北町、真鶴町、清川村
