菅総理大臣誕生 橋下徹氏入閣否定せず
自民党総裁選結果は8日に告示され14日投開票されます。党内では安倍晋三首相辞任で後継次期総理は菅氏が濃厚ムードとなってきました。その中で元大阪市長の橋下氏を総務相や地方行政改革の特命相とする民間人起用の噂が浮上してきました。
橋下徹氏のコメント
11日、MBS(大阪市)の報道情報番組「ミント!」に生出演された橋下氏は、新内閣で入閣するとのウワサについて質問をうけると「2万%ありません」と苦笑しました。
しかし!橋下氏は
「2万%ない」と否定後、大阪府知事に出馬
橋下氏は、タレント弁護士時代の2008年に、大阪府知事選出馬について、同じく「2万%ない」と否定しながら、急転、立候補した経緯があることから真相はまだわからない状態です
噂の出どころは?
菅氏は橋下氏が大阪府知事時代から非常に親密な関係で、安倍首相、松井一郎大阪市長を交えて年末には恒例で会食会を行っています。また菅氏は橋下氏の手腕を「改革の道筋を付けた」と高く評価しており12日の日本記者クラブ主催討論会での記者団の質問に否定をしませんでした。
小泉進次郎氏と菅氏の関係
菅氏と同じく神奈川県選出の小泉進次郎氏も昨年、滝川クリステルさんと入籍する際、真っ先に官邸の菅氏のもとを訪れ、その後にご祝儀とばかりに、環境相として初入閣を果たし“師弟関係”とされています
内閣の民間人起用とは
民間人閣僚とは、議院内閣制を採用する日本国憲法施行後に成立した内閣において、任命時に国会議員ではない国務大臣を指します。
憲法上の定義
日本国憲法第68条において、「その(国務大臣の)過半数は、国会議員の中から選ばれなければならない」とされています。逆を言えば、半数未満であれば、その人数には制約がないことから現在、閣僚は最大19人任命できることから、9人までは民間人でもよいことになります。ただ2012年以降、民間人閣僚は7年余り任命されておらず、今回誕生すると8年ぶりになります
過去の民間人閣僚
竹中平蔵(慶應義塾大学教授)
経済財政担当大臣 金融担当大臣
片山善博(前鳥取県知事)
総務大臣
川口順子(サントリー常務)
環境大臣 外務大臣
大臣の専門性
大臣の登用は特にIT大臣、防衛大臣、外務大臣はしっかり専門性のある民間から選定されたほうが専門性がいかされ効果が大きいと思われます。その中で橋下徹氏入閣も期待される人材であることは間違いありません