山陽新幹線速度違反JR西日本
JR西日本は、山陽新幹線ひかり590号が7日午前8時ごろ、広島県の新尾道~福山区間で、台風10号の影響による強風で本来徐行運転すべき区間を、100キロ以上速度超過して走行したと発表しました。
徐行区間を時速226キロで走行
JR西日本によると、30代の男性運転士は指示された徐行区間を間違えて、本来は時速120キロ以下で徐行運転すべき区間に226キロで進入し約2キロにわたって速度超過したとしています。乗員乗客約にけがはなかったとしています。
新幹線運転手になる条件
新幹線の運転士になるには、鉄道会社(JR北海道・JR東日本・JR東海・JR西日本・JR九州)に就職して、駅員や車掌として数年間ずつ経験を積まなければなりません。 そして、社内試験に合格した後で、国家試験である「動力車操縦者運転免許試験」に合格すれば運転士となれます
- 視力は両目裸眼で1,0以上
- 聴力は両耳とも5mの距離でささやく声を明らかに聴取できること
- 20歳以上である
- 過去1年以内に取り消されていない
入社→研修→駅勤務→在来線車掌登用試験→在来線車掌見習→在来線車掌→在来線運転士登用試験→学科教習→学科試験→在来線運転士見習→実技試験→在来線運転士→新幹線運転士登用試験→新幹線運転士見習→新幹線運転士 という長いルートをたどるのが一般的です
試験は各養成所のほか地方運輸局でも実施されています。試験科目は、身体検査、適性検査、筆記試験、実技試験の4科目です。新幹線運転士になるには、甲種電気車運転免許を取得して在来線の運転士として3年以上の経験を積んだあと、新幹線運転士の募集に応募します。選抜試験に合格すると、新幹線運転士になるためのトレーニングを経て、新幹線電気車運転免許の取得を目指します。
違反をした時の罰則
鉄道の運転手さんも自動車の運転同様に動力車操縦者運転免許証が必要です。違反をした場合には度合いによっては取り消しされる場合があります
鉄道に係る行政処分及び警告指導
- 酒気を帯びた状態で列車を操縦した者 取り消し処分
- 正当な理由なく列車の操縦中に運転席を離れた者 90日停止処分
- 列車又は車両の定められた運転速度を超過して列車等を操縦した者
超過速度30km/h以上 90日停止処分
超過速度30km/h未満 30日停止処分
その他の違反
- 列車を後退させた場合 (90日停止処分)
- 信号無視 (30~90日停止処分)
- 無免許運転(取り消し)
- その他死者が出た場合は更に追加処分あり
複数回の違反行為等の取扱い
運転免許の停止処分を受ける事由を発生させた者であって、その事由を発生させた日から起算して過去3年以内に運転免許の停止を2回以上受けているものについては、運転免許の取消とすることができる
運転免許の停止処分を受ける事由を発生させた者であって、その事由を発生させた日から起算して過去3年以内に運転免許の停止又は警告指導を受けているものについては、運転免許の停止期間を加重又は運転免許の取消とすることができる。
動力車操縦者運転免許の種類
動力車の種類で分類されており、全部で12タイプあります。各種免許のなかでは、普通列車や特急列車、貨物列車、客車列車をけん引する電気機関車、モノレールなどを運転できる「甲種電気車免許」の取得者がもっとも多くなっています。
「動力車操縦者運転免許」は、動力車の種類で12個あります。
・蒸気機関車運転免許(甲種/乙種)
・電気車運転免許(甲種=電気機関車と電車/乙種)
・内燃車運転免許(甲種=内燃機関車と内燃動車/乙種)
・新幹線電気車運転免許
・磁気誘導式電気車運転免許(第一種/第二種)
・磁気誘導式内燃車運転免許(第一種/第二種)
・無軌条電車運転免許
ブログの紹介
当ブログはレンタカー回送の仕事内容を現役ドライバーの目線で紹介するブログです。
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準備編 レンタカー回送に必要な物
実践編 早速レンタカー回送をやってみよう
攻略編 レンタカー回送のコツ
レンタカー回送は1年中かせげるの?レンタカー回送の繁忙期とは
レンタカー業界裏話